長崎県にて土木工事を承っております、株式会社東部の茅原一樹と言います。

土木作業員というと、道路などで「ドドドド」といわせながら地面を削っていたり、パワーショベルを動かしていたりといった姿を見かけるかと思います。
実際に何をしているかはご存じでしょうか。
まずは土木工事がどういうものなのかについて知っていただくため、こちらをご覧ください。

よく、土木工事は地面より下の部分、建築工事は地面より上の部分の工事を指すといわれています。
土木作業員は建築業のとびや大工などと混同されやすいですが、どれも別の職業。　
弊社では、土木作業員や施工管理を募集しておりますが、ごくたまに「足場を組む仕事」「建物を建てる仕事」と思って応募してくる方が見られます。

それをふまえて、今回は土木作業員の仕事内容について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ どのような工事をする？

土木作業員が担当するのは、主にこのような工事です。

新設する以外に、老朽化した構造物の補修、不便さを解消するための改良など、工事の目的はさまざまです。
道路の場合は、水道管やガス管が下に通っているので、交換するために掘削・再舗装する工事も。
土木工事のほとんどは公共工事なので、依頼するのは自治体や国、ひいては税金を納める私たちになります。
そのため、工期のスケジュールや使用する資材が自治体によって決められており、民間工事よりもやや条件が厳しいといえるでしょう。

このような生活を支える工事のほか、災害が起きたときの復旧工事、水害や地震による被害を抑える、堤防の設置や耐震化工事が国によって進められています。

参考元：国土交通省「国土強靱化年次計画2022の概要－１」＞＞

■ 仕事内容は？

土木工事では、以下のような作業を行うことが主です。

・土工

資材を運ぶ、機械の入りにくい狭い場所を人力で掘削するなど、人の手で進める作業を指します。
玉掛けの資格があれば、荷揚げするクレーンに資材を固定する業務もあるでしょう。
初心者は簡単な作業から始め、徐々に本格的なものへと移行していくのが一般的です。

・機械土工

パワーショベルやロードローラーなどの重機を使い、効率的に工事を進めます。
重機にもよりますが、普通免許があれば数日の講習を受けると、免許を取得できることも。
うまく取り扱えれば、工事の進み具合が早く、現場で重宝されるでしょう。

■ 給料はどれくらい？

厚生労働省によると、全国的な年収は約417万円と言われています。
肉体的にもつらい作業が中心なので、給料は決して安いわけではありません。
資格を取得し、実務経験を積めば、さらに上がっていくでしょう。
また、若いうちは体力があるので働きに見合った給料を得やすいですが、年と取ると難しくなってくるので、重機の免許や施工管理の資格を取得していくのがおすすめです。

参考元：厚生労働省　職業情報提供サイトjobtag「建設・土木作業員」＞＞

■ 未経験でも大丈夫？

土木作業員は、基本的に未経験でも採用されます。
業界としては日雇などの臨時雇用に対応してきているので、「働きます！」という意思があれば、誰でも挑戦できるでしょう。
ただ、朝早くから夕方まで身体を動かす仕事なので、体力的なきつさを感じやすいといえます。
ケガを負う危険性もあるので、常に周りに気を配る必要もあるでしょう。

■ 株式会社東部では、正社員・アルバイトを募集中！

株式会社東部は、長崎県佐世保市にございます建設会社です。
市からの依頼も増え、事業拡大のために正社員・短期アルバイトを募集することにいたしました。
土木作業員のほかに、施工管理・重機オペレーター・事務員も募集中です。
ワークライフバランスを考慮し、従業員一人ひとりの個性を尊重した、働きやすい環境の職場です。
ご興味がございましたら、以下の求人情報に目を通していただき、メールフォームよりご応募くださいませ。

求人情報＞＞

ご応募はこちら＞＞

■ まとめ

土木作業員は、新設・補修・改良などを目的とした土木工事を行うのが仕事です。
公共工事が主なので、仕事がなくなることはありませんが、肉体的なきつさを感じやすいでしょう。
続けていく、独立するには、現場で実務経験を積む・資格を取るのが王道といえます。